Tokyo Recluse

大人がちょっと冒険したくなる話。

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本当にあったフィリピンセブ島の怖い話 |Vol.1 ストリートチルドレン集団

以前フィリピンのセブ島に住んでいた僕です。

セブ島はフィリピンの中でも治安が良い場所とされているものの、当然日本よりは多少危ないシーンがあります。さすがに命を奪われるほどの話まではないものの、金銭を狙ったちょっとした揉め事や事件は日常的に起こっているんですよね。

本シリーズでは僕が経験した、「ちょっと怖い」セブ島の話を話したいと思います。

 

セブ島にはストリートチルドレンがいる!

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ますます経済発展しているフィリピンもまだ途上国。そしてそんな国は貧富の差が激しいものです。

新しいオフィスビルやマンションが立ち並ぶその通りの裏側には、貧しい人々が慎ましく暮らしていたり、人や車がガンガン通る道の隅っこにダンボールを敷いて夫婦でホームレスをやっている夫婦なんかもいたりします。

夫婦でホームレスなんて「うまいこと支えあって働けよ」って思いません?

でもこれは無理な話なんですよね。恐らくこういうホームレスのほとんどは、シャブみたいな強いクスリをやって堕落した系なんです。ですから、もはや普通の社会生活を送れるような思考じゃなくなっているんですよね。

セブ島にもホームレスは少なくなく、裏道に入ればよく見かけます。そして、そういうホームレスの子供達はみんな例外なくストリートチルドレンになるんですよね。

 

ストリートチルドレンの生活の糧は?

僕が知る限り、彼らの主な活動はいくつかある。

①車が信号待ちで止まる大通りの交差点で人にタカる。

タクシーの移動中に交差点などの信号で止まっていると、いきなり車の窓ガラスに近づいてきてコンコンコンとノックする音が聞こえます。そちらの方に目をやると、身なりの汚れた子供が手のひらを出して物乞いをしてるんですよね。

辛いことに、この時子供はほんとうに辛そうな顔をします。たぶん、分かっているんだと思います。辛い顔をすればするほど外国人の同情を買うことができるんだと。

ここで小銭を少しでもあげるかあげないかは人それぞれだと思いますけど、僕はあげない派です。というのも、そこで窓を開けてお金を渡した瞬間に近くにいるストリートチルドレンが一斉に集まってくるのが予想できるからです。全員にあげることができないので、僕は初めからあげないようにしています。

初めて見た時は結構衝撃的でしたが、度々と経験していくうちに慣れましたね。

 

②カフェのテラスにいると何かを売りつけてくる。

僕が働いていたオフィスの近くにはテラスがついているコーヒーショップがありました。そこで毎日のようにコーヒーを飲みに行っていました。

そこにいると、子供が席にまでよって来るんですよね。そしてその子供が抱えているバスタオルを売りつけようとしてくるのです。

なぜ、コーヒーショップにいる客にバスタオルを売りつけてくるのかはわかりません。たぶんお母さんに売ってこいって言われて仕方なしにやってるんでしょうね。

申し訳ないですが、僕はその子供からバスタオルを買ったことはありません。だって必要ないですからね。

あまりにも場違いな物売りなので、「それ、海に行って売ったら?」って言ってみたことがあるのですが、英語が伝わらず、むしろバスタオルに興味を持ったと思われてその後かなりしつこく絡まれました。

それ以降はもう相手にしないようにしていましたね。

 

③コンビニのドアマンを自発的に行って金をせびる。

このパターンは子供だけでなく大人のホームレスもあるのですが、もう、本当にドアマンを自発的にやってるだけです。コンビニに入る人、出る人のためにドアを開けてあげる。そして最後に出てきた時に手を出してお金をもらおうとするんです。

はじめてこの仕事を見たときはすごく斬新だなと思いましたね。

これを子供がやっている時は、僕はお釣りを少しあげたり買った食べ物をあげたりしたものです。なにもやらずに手だけを出してお金をもらおうとする他の子供に比べたら天と地くらい偉く見えますからね。全然たいしたことしてないんですけどね。ただ、なにかやってもらった感はあるので、少し恵んであげるには十分な理由だと思っています。

しかし、これを良い年したおっさんがやっている場合は払いません。アホか。って思うだけですね。

 

一番怖いのは子供たちのスリ。

前置きが長くなりましたが、ストリートチルドレンの本当に怖い話はここからです。

僕の経験した限り、最も日常茶飯事に起こっていたできごとはストリートチルドレン集団によるスリ。だいたい週末のゴールデンタイムに繁華街に出歩くと、スリに遭う確率はグンと上がります。

手口はこうです。

とある歩道を歩いていると、向かいにストリートチルドレンの集団がいる。こちらの姿を見つけると全員「わーっ!」って言いながら走って僕の方に寄ってくる。そして取り囲まれて、1人ずつ僕の手足にしがみついて動きづらくしておいて、残った子供達でポケットをゴソゴソとまさぐって中身をいろいろ持っていくというもの。

 

・・・。

 

スリじゃないですねコレ。ほぼ強盗です。

 

はじめて体験した時はゾッとしましたね。

だって子供だからむやみに力ずくでふり払ったりできないですから。そして子供達はそこのこを知っているんですね。相手が大人である限り、自分達に危害を加えてくることはないだろうと。

 

僕のおすすめの対処法

基本的には必要以上にモノを持ち歩かないこと。最終的には取り囲まれたら、カバンやポケットからものを取られないようにしながら、子供をずりずりひきづってでも無理やり逃げるしかありません。

でも、僕が一番良いと思う最善の対処法が1つだけあります。それは、、

 

ピッチピチのジーパンを穿くこと。

 

説明します。セブにいて繁華街にでる時、僕はだいたいいつもピッチピチのパンツを穿いて、ポケットに直にお金やキャッシュカードを入れていました。もうピッチピチすぎて自分でもポケットからお金と取り出しづらいくらいのやつです。

こうなると、たとえ子供達に取り囲まれて彼らがどんなに一生懸命僕のポケットに手をつっこもうとしても、お手てが入らないんです。

なので僕はかれこれ10回以上セブ島でストリートチルドレンに囲まれていますが、一度も物を奪われたことはありません。最後は子供の集団を見かけても「めんどくせえな」くらいにしか思わなくなりましたね。ピチピチパンツに敬礼。

 

まあ、元はと言えば僕がただただ太っていたからピチピチパンツになっていただけなんですけどね。怪我の巧妙というやつです。(←?)

 

あとは一度だけですが、2−3人の子供が夜道で全力で僕の方に走って駆けてきてんですよね。子供っていっても中学生くらいかな。

そしてなんの躊躇もなく、

「お金ちょーだい!お金ちょーだい!」と僕の腕をつかんでせびってくる。

あまりにしつこいから言ってあげたんです。

「Do you wanna punch?(殴られたいの?)」ってね。

そしたら「NO〜!」っていって去っていきました。

 

子供相手に変に怯まないこと。ビビらないことも大事です。

変に弱気なところを見せちゃうとチョーシこいちゃうのが子供の習性ですからね。

 

というわけで、セブ島の怖い話の第一弾はストリートチルドレンによるトラブルの対象法でしめくくらせていただきます。